学生・卒業生の声
専門学校で取得した単位が認定され2年次へ編入学。
最短で大学卒業と「社会福祉士」資格取得の両方が目指せます!
人間福祉学部 人間福祉学科
社会福祉モデル
(現:社会福祉コース)
K.Y.さん(56歳)
兵庫県在住
会社員
- 社会福祉
- 国家資格(社会福祉士)取得
- 働きながら
- 編入学
Yさんが東京通信大学へ進学されたのは、どんなきっかけだったのですか?
社会福祉士の資格を取得できる通信大学をインターネットで検索していたところ、東京通信大学の情報が目に留まったんです。主婦と仕事と勉学が両立できる学校が良かったため、スクーリングが少ないことと、オンライン受講ができることが決め手となりました。生活のためには働かなければいけないので、オンラインによる講義を自宅で受けて単位が取得できるこの大学の学習スタイルが、私に合っていると思ったんです。
【社会福祉モデル】を選んだ理由を教えてください。
私は48歳から職業訓練生として福祉の専門学校で学び、介護福祉士の資格を取得して、看護助手やデイサービスの生活相談員、婦人相談員としても働いてきました。相談業務にやりがいを感じ、社会福祉士を取得するため、受験資格は実務経験を積みながら一般養成施設で目指そうと考えました。でも実務の中で利用者様の不安や困りごとは、外国籍や子どもの問題など、非常に多岐にわたっていることを知りました。色々な法令の基礎知識、離婚についての知識、児童や家庭に関する知識、就労支援に対する知識など、自分の知識の無さを痛感しました。実務経験で受験資格を得るのは難しいという結論に至り、あらためて学校で勉強して、その知識を活用したいと考えたんです。
Yさんは3年次編入学を希望されて、単位認定の結果2年次への編入学となりました。入学辞退や他大学への進学は考えませんでしたか?
編入学は、介護福祉士の専門学校で学んだ科目を単位認定していただければ、少しでも早く卒業できると思って希望しただけで、2年次編入でも十分よかったと思っています。目標の社会福祉士受験資格を得るため、その期間が短くなることは一番のメリットでした。
入学して学んでみた印象や、Yさんが自分なりに工夫している点を教えてください
以前の専門学校と一番異なるのは、やはり自宅で学べることです。通学制は移動の時間がとても無駄な時間に感じていました。自宅でオンライン受講することの長所は、静かに集中して、自分のペースで講義を受講できること、繰り返し視聴できることですね。学習は昼間に自宅で、仕事が夜勤なので家事などは家族にも助けてもらっています。ノートは配布資料をベースに、先生の講義内容で心に響いた事や大事だと思われる内容を書き足し、大事な所はピンクのマーカー、小テストに出題の所は緑のマーカーでチェック。ページ数が多くなるので、シラバスを利用して目次を作って検索しやすいようにしています。単位認定テストの時にピンクと緑のマーカーを中心に復習すると効率よく勉強できます。今はまだ、予習する・講義を受ける・復習するという一連の流れに慣れていないため、時間がある時はできるだけパソコンに向かって予習・講義・復習に励んでいます。あと、入学してから変わった点は、新聞を注意深く読むようになったことですね。障害、高齢者、子ども、災害等のテーマの記事があるとスクラップしています。
学んでみて、おすすめの科目はありますか?
2つ挙げるとすれば「相談援助の基盤と専門職」と「相談援助の理論と方法」です。
「相談援助の基盤と専門職」は、社会福祉の原理・原則や制度を基盤として援助活動の意義、目的、原則、援助者の概念、倫理等援助を行うにあたっての基本的な知識を学習します。社会福祉士になるための土台となるもので、問題を抱えた方に援助を行う時、援助者が頭において活動しなければいけない大切なことです。毎回講義を聞きながら画面に向かって「難しいけど、そうですよね。」と頷いています。
「相談援助の理論と方法」では、相談援助を行う手順の一連の流れの基本をわかりやすく勉強します。ゆっくりと丁寧に講義をしていただけるので、相談援助を行うにあたっての注意点がよくわかり、毎回講義を聞きながら先生がポイントを言われる時は、画面に向かって一緒に復唱しています。
どちらも、実務で相談援助を行う時に基本に返ることができる、大事な教科だと感じています。
入学を検討している方へ、メッセージをお願いします。
時代は日々動き変化しています。それを敏感に感じ取り、自分なりに対応していかなければ生きていけないのです。私は令和の時代を生き抜いていけるよう自分自身レベルアップをしなければいけないと気づき、資格取得のため東京通信大学に入学しました。今からどういう人生を送ろうかな?と考えておられる方、今までの経験を生かして、もう一度東京通信大学で学び直し、レベルアップした自分を生かして第2の人生を考えてみませんか!
※記載内容はすべて2020年8月取材当時のものです。