お知らせ
2019/09/10
- イベント
【開催レポート】2020年度必修化!“プログラミング教育”をテーマにした『公開講座2019』を開催
東京通信大学の教育を広く一般の方々にも知っていただくため、9月7日に、新宿駅前キャンパス(総合校舎コクーンタワー)にて『公開講座 2019』を実施しました。今回のテーマは『必要なのはIT力。~未来を創る。プログラミング教育のこれから。~』。本学の指導陣による講義に加え、受講者との質疑応答を行いました。
2020年度、すべての小学校でプログラミング教育が必修化されます。「今、なぜ、プログラミング教育が必要なのか」という観点から、プログラミング教育への取り組みと課題について受講者と一緒に考えていきました。
まず1限目には、本学の筧捷彦 教授(情報マネジメント学部)が「プログラミング教育の必修化 ― 今、なぜ? ― 」をテーマに講義を行いました。
学校教育での情報教育の歩みと課題について解説し、最後に「日本の情報教育は、今尚模索が続いています。ただ大事なのは、プログラミングは書き方を知ったからといって書けるわけではありません。何をどのように実現させたいのか、実現させるためどんな仕組みが必要なのかを考えなければならない。」と述べました。
2限目では、本学の村岡洋一 学長が「何をどう学ぶ?子どものプログラミング教育」について講義しました。プログラミング教室(塾)での学びについて解説。自身も5人のお孫さんがいる視点やプログラミング教室の実施経験もふまえて話しました。
「やる気がある子どもがいれば勿論プログラミングをやらせることは意味があります。ただ学ぶ機会に恵まれないからといってあせることはありません。まず必要なのは、「国語」「算数」と「何かやりたいことを見つける力」であり、色々な機会に世の中を見せることが出発点である。」と述べました。
各講義後の質疑応答では、受講者との貴重な意見交換の場となりました。
本学では、これからも時代のニーズや課題に目を向け、人材育成に取り組んでいきます。
■ 関連リンク
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