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2024/05/16
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人間福祉学部 福士 珠美 教授の査読付き招待原著論文が「IBRO Neuroscience Reports」に掲載されました
2024年6月号の「IBRO Neuroscience Reports」に、本学の福士 珠美 教授の査読付き招待原著論文が掲載されました。
福士教授は、脳神経倫理、政策のための科学、オープンサイエンスが研究分野で、本学では脳科学入門、ブレインテックの産業と倫理などの科目を担当しています。
「IBRO Neuroscience Reports」は国際脳研究機構(International Brain Research Organization, 略称IBRO)が発行するオープンアクセスジャーナルで、世界各国の脳科学関連学会に所属する研究者に幅広く研究成果が周知されます。
福士教授の論文は、東アジア(日中韓)のブレインテック研究、医療技術としての実用化、社会実装に向けたルール作成等の現状について分析を行ったもので、アジア地域に関する特集号の招待論文として採択されました。
IBROは世界の脳科学の発展を促進し支援することを目的に設立された国際学術組織です。また、オープンアクセスジャーナルは、オンライン上で無料かつ制約なしで閲覧できる状態で発行される学術雑誌の形態のことを指し、この論文も以下から読むことができます。
掲載論文はこちら(オープンアクセス)
Fukushi T (2024) East Asian Perspective of Responsible Research and Innovation in Neurotechnology. IBRO Neuroscience Reports 16:582-297.
福士 珠美 教授
北海道大学大学院文学研究科博士課程行動科学専攻修了。博士(学術)。日本学術振興会特別研究員、科学技術振興機構社会技術研究開発センター研究員および研究開発戦略センターフェロー、医薬品医療機器総合機構 調査専門員、日本医療研究開発機構 主幹などを経て、現職。専門分野にスポーツ科学、認知神経科学、生命倫理、科学技術政策、規制科学などを持つ。
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