教養教育科目:両学部・学科共通
人文科学
教養教育科目:両学部・学科共通
人文科学
現代社会の課題を広範囲にカバーする教養教育科目。
幅広い選択肢の中から、目的や興味に応じて選ぶことができます。
- <授業形態について>
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- メディア ・・・ PCやスマートフォン等で受講できるメディア授業
教養教育科目:人文科学
※科目に関する情報は変更になる可能性があります。
人文科学
科目名 | コミュニケーション論A | ||
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単位数 | 1 | 授業形態 | メディア |
標準履修年次 | 1年次 | 開講期 | 1・3学期 |
授業の概要 |
人間のコミュニケーションは非常に複雑な過程から成っており、その理解には言語学、心理学、社会学を初め、多様な分野の知見を必要とするが、この授業では、本学の学生の興味を考慮に入れ、次のような項目を理解する。 1)人と人のコミュニケーション過程を議論するための基本的な枠組み 2)言語学、社会学、心理学を初めとするコミュニケーション過程を議論する多様な視点 3)コミュニケーションに生じうる問題、コミュニケーションが損なわれていく過程、また、テクノロジーの発展が人類のコミュニケーションに与える影響 |
科目名 | コミュニケーション論B | ||
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単位数 | 1 | 授業形態 | メディア |
標準履修年次 | 1年次 | 開講期 | 2・4学期 |
授業の概要 |
コミュニケーション論Aの話題を少しだけ掘り下げたり、分岐したりしたところにある話題の中から、多言語、多文化をキーワードにし、多くの言語の類型、言語の獲得、喪失、インターネット技術など本学の2つの学部で扱うテーマに関連すると思われるものを取り上げる。 1)多言語に関連する言語学の基本的概念 2)世界の多言語、多文化の状況、また日本人との関係 3)多言語の視点も入れた言語の獲得、学習、喪失の問題 4)多言語、多文化をつなぐテクノロジー |
科目名 | 文化社会学A | ||
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単位数 | 1 | 授業形態 | メディア |
標準履修年次 | 1年次 | 開講期 | 1・3学期 |
授業の概要 |
時間は空間とともに私たちの文化のもっとも基本的な枠組みを形作っている。しかし、時間は不変・普遍ではなく、それ自体時間とともに、また文化とともに変化する。時間の歴史を学び、近代的な時間(クロックタイム)の特徴を理解し、また現代社会において生じつつある時間の変容を理解することによって、私たちの文化の基本的な特質を認識することを目的とする。 1)近代以前の時間のあり方について学ぶ。 2)クロックタイムと近代社会の関係について学ぶ。 3)現代社会における時間の変容について学ぶ。 |
科目名 | 文化社会学B | ||
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単位数 | 1 | 授業形態 | メディア |
標準履修年次 | 1年次 | 開講期 | 2・4学期 |
授業の概要 |
現代日本におけるミュージアムという現象について学ぶことによって、現代日本文化の特質を理解することを目的とする。具体的には、歴史博物館・地域博物館・民族学博物館・昭和レトロ展示などを取り上げ、これらさまざまなミュージアムを通して、戦争の記憶、ノスタルジア、観光、文化的再生産などについて考えていく。 1)ミュージアムとは何かについて学ぶ。 2)ミュージアムの多様性について学ぶ。 3)ミュージアムを通して現代文化の特質を学ぶ。 |
科目名 | 社会と宗教 | ||
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単位数 | 1 | 授業形態 | メディア |
標準履修年次 | 1年次 | 開講期 | 1・3学期 |
授業の概要 |
宗教のない国家や民族は存在しないように、宗教は人類の歴史とともに歩んできた。その多様な宗教が社会という場においてどのような役割を果たし、意味を持っているのか。それを理解することがこの授業の基本的な目的である。宗教は社会とどうかかわり、経済や政治、社会運動やメディアと密接に関連している。そして、死の場面においてさえ、人生に意味を与える機能を果たしている。その諸相にふれることによって、宗教と社会との関係を総合的に学んでいくことができるはずである。 |
科目名 | 哲学入門 | ||
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単位数 | 1 | 授業形態 | メディア |
標準履修年次 | 1年次 | 開講期 | 1・3学期 |
授業の概要 |
本授業では、現代社会に生きる人間として望ましい哲学的思考の基礎と方法を学ぶ。哲学の生成の場である日常生活に根差して、哲学の学問的性格を多面的・立体的・有機的に浮き彫りにする。特に本授業では、「文字」、「語ること」、「聴くこと」、「常識」、「懐疑」、「老い」、「暴力」、「教育」、「善悪」といった私たちの日常生活にかかわるテーマを取り上げ、それらに関する哲学的思索を考察することを通して、哲学的思考の基本的な態度を身につける。 |
科目名 | 近現代日本史 | ||
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単位数 | 1 | 授業形態 | メディア |
標準履修年次 | 1年次 | 開講期 | 1・3学期 |
授業の概要 |
わが国の近現代史を包括的に概説する講義である。開国以降、現在までのわが国が直面した歴史上の出来事を材料に、国制・政治、教育、思想、軍事・戦争、防災・防疫、社会運動といった枢要テーマの歴史と意義、課題を学ぶ。 歴史は私たち人間の営みの積み重ねである以上、本来の思惑とは異なる「意図せざる結果」も積み重なっている。先人たちの思惑と意図せざる結果との狭間にこそ、今日の私たちが読み取るべき歴史の示唆が満ちている。この講義では史実はもちろん、そうした示唆にも目を配り、歴史の魅力と複雑さを学んでいく。 |
科目名 | 戦後国際関係史 | ||
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単位数 | 1 | 授業形態 | メディア |
標準履修年次 | 1年次 | 開講期 | 2・4学期 |
授業の概要 |
本講義は、第二次世界大戦後の国際関係の変容を、時代区分ごとに解説する。具体的には冷戦時代、デタント(緊張緩和)時代、冷戦の終焉、新世界秩序の模索時代、局地的紛争の頻発、国際テロの脅威の時代、そして大国間のパワー・バランスが変動する現代と時代を区分し、それぞれの時期の国際関係における事象についてあつかっていくことで、戦後の国際関係史を理解する。 |
科目名 | 日本文学 | ||
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単位数 | 1 | 授業形態 | メディア |
標準履修年次 | 1年次 | 開講期 | 2・4学期 |
授業の概要 |
上代から近代までの代表的な文学作品を取り上げ、日本文学の概観を試みる。扱う作品は古事記や万葉集から昭和初期の小説までいずれもよく知られているものであり、おそらく履修者は何らかの形でこれまで見聞きしたものばかりであると思われる。授業ではそれらの作品を読みながらその背景にある人々の生活や社会状況にまで踏み込み、作品のより深い理解を目指す。そして、それと同時に、日本文学の歴史的展開やその要因などについても学ぶ。 |
科目名 | アメリカ文学A | ||
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単位数 | 1 | 授業形態 | メディア |
標準履修年次 | 1年次 | 開講期 | 1・3学期 |
授業の概要 |
植民地時代、そしてアメリカ合衆国建国から現代まで、主だった歴史的事実と、当時の社会状況を踏まえて、各々の時代のアメリカ文学思潮を概観する。それぞれの時代における代表的な文学者とその作品について学び、アメリカ文学史における意義を確認する。 1)アメリカ合衆国建国以前より現代までの主だった歴史的事実と社会状況に関連させて、各々の時代の文学思潮を整理できる。 2)それぞれの時代に代表的な作家/作品を指摘できる。 3)代表的な作家/作品のアメリカ文学史における意義を指摘できる。 |
科目名 | アメリカ文学B | ||
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単位数 | 1 | 授業形態 | メディア |
標準履修年次 | 1年次 | 開講期 | 2・4学期 |
授業の概要 |
アメリカの女性作家に注目し、地域/人種/民族といったカテゴリごとに代表的な作品を採り上げ(日本語訳を用いる)、実際に引用を行いながら、当該作品の「読みどころ」を紹介する。また、当該作品についての基本的な批評を確認しつつ、文学批評の基本的スキルについて知識を深める。 1)アメリカ女性作家の代表的な作品の一部分を日本語訳で読み、その意義を指摘できる。 2)当該作品に関する基本的な批評について説明できる。 3)文学批評を行う際の基本的スキルを指摘できる。 |