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2023/10/05
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人間福祉学部 矢野 明宏 准教授が一般社団法人 日本ケアマネジメント学会の理事に選任されました
実社会およびこれからの社会に活躍が期待されるケアマネジメントの質の向上と、高齢者・障害者等に関する学問の進歩発展に貢献する一般社団法人 日本ケアマネジメント学会の理事に、本学の人間福祉学部 矢野 明宏 准教授が選任されました。
ケアマネジメントとは、利用者が地域社会による見守りや支援を受けながら、地域での望ましい生活の維持継続を阻害するさまざまな複合的な生活課題(ニーズ)に対して、生活の目標を明らかにし、課題解決に至る道筋と方向を明らかにして、地域社会にある資源の活用・改善・開発をとおして、総合的かつ効率的に継続して利用者のニーズに基づく課題解決を図っていくプロセスと、それを支えるシステムです。
地域包括ケアシステムの構築も進み、介護保険制度上と地域包括ケアシステム上においてケアマネジャーの存在意義は非常に重大なものとなってきています。
矢野准教授は、社会福祉学(ソーシャルワーク、ケアマネジメント、チームアプローチ、福祉人材養成、災害福祉)が研究分野で、本学では災害福祉論、ソーシャルワークの理論と方法、ソーシャルワーク演習や実習を担当し、社会福祉士を目指す学生を育てています。
社会福祉士とケアマネジャーは、両資格には深い関係性があり業務の中で関わることも多くあります。
矢野准教授は本学で教鞭をとりつつ、これからの社会に必要なケアマネジメントの質向上と持続可能な社会の形成に貢献できるよう努めます。
矢野 明宏准教授
武蔵野女子大学大学院 人間社会・文化研究科 福祉マネジメント専攻 修士課程修了。修士(福祉マネジメント学)。高齢者福祉施設において、介護職員、生活相談員として勤務しながら、社会福祉士および介護支援専門員を取得し、ソーシャルワークやケアマネジメント業務を中心とした現場経験を積む。東日本国際大学、武蔵野大学をはじめ、東京学芸大学、和洋女子大学など多くの大学で教鞭を執る。
■ 一般社団法人 日本ケアマネジメント学会
ケアマネジメントに関する学際的な研究の推進及び研究者相互の連絡と協力の促進、内外の学会との連携、ケアマネジメントの技術の教育、社会啓発活動等を図り、質の高いケアマネジメントを実現し、援助を必要とする者及びその家族等の生活の質を高め、もって豊かな地域社会の創造に資するとともに、高齢者・障害者等に関する学問の進歩発展に貢献することを目的とする法人。
理事長はケアマネジメントの第一人者である白澤政和氏。
http://www.jscm.jp/
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