お知らせ
2020/02/26
- 研究活動
【開催延期】 第1回 東京通信大学 情報マネジメント・フォーラムについて
※本イベントの開催は延期(開催日時未定)とさせていただきます。
2月29日(土)に開催を予定しておりました「第1回 東京通信大学 情報マネジメント・フォーラム」は、昨今の新型コロナウイルス感染症の拡大と厚生労働省等によるイベント開催の再検討要請を受け、本学にて検討の結果、参加者・登壇者の健康や安全面に配慮し、延期(開催日時未定)とさせていただきます。
直前のご案内となりましたことをお詫びいたします。
なお、既に参加登録頂いた方には、個別にご案内いたします。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
(追記:2月26日)
東京通信大学情報マネジメント学部では、下記の要領で情報マネジメント・フォーラムを開催します。
現代社会を特徴づけるキーワードの1つに「情報」が挙げられるようになって久しいものの、その指し示す意味はますます多様になっています。また、情報を現実世界に応用・活用していく「マネジメント」の領域も多岐にわたるようになっています。
情報マネジメント・フォーラムは、このような二重の多様性を持つ「情報×マネジメント」について学術的フロンティアを展望します。
■ 第1回 開催概要
日 時: 2月29日(土)13:00~17:40 ※延期(開催日時未定)
場 所: 新宿駅前キャンパス(総合校舎コクーンタワー)21階 211教室
〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-7-3
>「周辺地図(Googleマップ)」はこちら
対 象: 一般の方、東京通信大学の教員・職員、学生。参加は事前登録制。
参加費: 無料
定 員: 100名
参加登録の期間: ※現在、参加登録を受付けていません。
<タイムテーブル>
- 12:30 受付開始
- 13:00~13:10 開会挨拶、学部長挨拶、講演者紹介
- 13:10~14:10 講演①:盛山和夫 先生(東京大学名誉教授)
- 14:10~15:10 講演②:前田幸男 先生(東京大学大学院情報学環教授)
- <休憩>
- 15:30~16:30 講演③:安部雅仁 先生(北星学園大学社会福祉学部教授)
- <休憩>
- 16:40~17:40 質疑応答、学部教員コメント、総合討論
- 17:40 閉会挨拶
<講演の標題と概要>
講演①「変容する情報環境における社会科学研究のありかた」(盛山和夫 先生)
今日、社会科学研究をとりまく情報環境は大きく変容している。従来から一般的に活用されてきた社会調査データや統計データの収集に困難や不適切さの問題が生じる一方で、さまざまなビッグデータや実験データのほか、映像データなど多様なデジタルデータが取り入れられ、さらには分析手法の面でも著しい進展がみられている。こうした背景のもと、社会科学研究の新しい可能性と、研究方法と研究課題の見直しと革新の方向性について論じる。
講演②「社会調査データの保存と共有について」(前田幸男 先生)
この講演では社会調査データの保存と共有に関わる話題を提供する。前半では、制度的、技術的、そして政策的論点を概観する。具体的には諸外国におけるデータ共有基盤、データの保存と共有に必要な手続き、そして最近の政策動向を確認する。後半では、2018年度より日本学術振興会が実施している人文学・社会科学データ・インフラストラクチャー構築推進事業を概観する。特にデータ共有を促すために整備を進めている総合データ・カタログ(仮称)について紹介する。
講演③「医療情報のマネジメント-電子記録の活用目的と方法」(安部雅仁 先生)
「医療情報のマネジメント」の一つとして、現代では電子記録の活用方法が問われ、これが医療IT化の方向を規定する要因にもなっている。電子記録は、具体的にEMR(Electronic Medical Record)、EHR(Electronic Health Record)、PHR(Personal Health Record)を指している。本講演では、これらの内容と基本的な活用方法を整理した上で、主にアメリカの事例を参考に日本の医療IT化の方向と課題を考える。
その他:上記の内容は変更する場合がございます。
主催:東京通信大学 情報マネジメント・フォーラム企画会議
問合せ(E-mail):info.mgmt.forum@internet.ac.jp