お知らせ
2024/08/28
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【IT分野の大学として日本初】東京通信大学が、ウズベキスタン共和国との教育に関する三者協定に参画
2024年8月1日、東京通信大学とJapan Digital University、ウズベキスタン共和国デジタル技術省による三者協定が締結されました。この協定では、日本におけるオンライン大学のパイオニアである東京通信大学が、ウズベキスタンのICT教育の発展のために、これまでのIT人材育成の経験を活かして協力していくことが合意されました。両国の教育協力を通じて、グローバルな人材育成も図ります。
この協定は、ロスタム・カリムジョノフ副大臣の来日に合せて結ばれました。大使館では副大臣・大使も交えた会談も行われ、Japan Digital Universityの設立・運営に携わる株式会社デジタル・ナレッジ 代表取締役社長 はが 弘明氏、本学からは木村 泰己 常務理事、情報マネジメント学部 学部長 加藤 泰久 教授が参加し、ウズベキスタンの経済発展やIT人材育成の重要性について意見を交わしました。
ウズベキスタン共和国は「IT立国」を掲げ、特に近年は国を挙げて該当人材の育成に投資をしています。首都に建設されたオフィスビル「ITパーク」では現在2187社(タシケント1313社+地方都市874社)、うち海外のIT企業登録社数は558社(タシケント514社+44社)(2024年6月現在)が稼働しており、ウズベキスタン全土で約25%(タシケントでは40%)の割合で海外のIT企業が登録を行うIT業界では注目されている地域になります。ITインフラ、ITサービスの拡充に力を入れ、その成長には目を見張るものがあります。
東京通信大学はオンライン完結型で、通学ゼロでも卒業可能なことから、海外から学ぶ学生も在籍中です。そうした特長を生かし、2020年からウズベキスタン共和国のJapan Digital Universityと協力し、ダブル・ディグリー制度を設けています。多くのウズベキスタンの学生が、母国にいながらにして日本の大学で学びを進めており、今年度は卒業生も輩出。日本での就職を目指して勉学に励む学生たちの多くが、「いずれは故郷に帰って、ITを使った事業・サービスに携わりたい」という想いを口にします。
今回の協定の締結により、よりきめ細かな教育機会の提供が可能になります。本学はこれからも、IT立国を目指すウズベキスタンとともに、IT人材の育成のために邁進していきます。
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